急激に広まっていく在宅勤務。
いわゆるテレワークとかリモートワークとか呼ばれていますが、リフォーム業界もこの波に乗ろうと、各社がテレワークスペースの事例掲載を増やしてきました。
特に、全面的な改装ではなく、ちょっとしたプチリフォームで快適なテレワークスペースを実現している事例が多いようです。
在宅勤務をされる方に向けて、各社の事例から読み取れるテレワークリフォームのポイントをご紹介いたします。
テレワークを実施してみて出てきた悩み
今まで在宅勤務なんかしたことなかった!
この時期、初めて在宅勤務を経験した方も多いのではないでしょうか?
在宅勤務を経験して初めて知ったテレワークをする上でのお悩みには、こんな声が上がっていました。
オンとオフの切り替えが難しい
騒音や電話、来客で集中力が途切れてしまう
Web会議中に、子どもの声や家族の話が気になってしまう
緊張感が続かずに、生産性が下がってしまう
お悩みの中心は、やはりプライベートと仕事の区切りに関するものが多いようです。
新しい生活様式を求められるまで、自宅はリラックスするスペースの一択でした。
いきなり、居住スペースで仕事をすることになるとは…。
快適にテレワークをするには
慣れないテレワークで、改めて気づいた職場のありがたみ。
そうは言っても今後も、在宅勤務の機会は増えていくのは間違いなし。
自宅で仕事をする上で、気を付けておきたいことは以下の通り。
普段の仕事と同じようなスタイルを維持する
敢えて、仕事着に着替え、身だしなみも整えて、従来通りの始業時間に自宅で仕事を開始しましょう。
そうすることで、一定の緊張感を維持し、集中して仕事を行うことができます。
時間管理の徹底と外部からの邪魔をシャットアウト
タスクとかかる時間を明確化しておき、アラーム等を使って、時間の区切りを作ります。
1時間につき、10分休憩等、事前に決めておき、定期的に休憩も取るようにします。
スマホや固定電話は留守電に設定、宅配の受取なんかは仕事の時間中は避けた時間指定を。
家族とも仕事の時間を共有し、集中したい時間は声を掛けないようにしてもらいましょう。
外の騒音等が気になる場合は、耳栓やヘッドホンで好きな音楽を聞きながら仕事をしてみましょう。
好きな音楽を聞きながら仕事ができるのは、在宅勤務の特権かもしれません。
仕事スペースを作る
ここからが、本題のテレワークリフォームにつながるワークスペース作りの話です。
テレワークスペースを自宅に用意しましょう。
家族みんなが使うリビングの机や、キッチンのテーブルでは、どうしても集中ができません。
どこか自宅の一角にテレワークスペースを作りましょう。
テレワークスペースには、生活感のあるものを隠し、視界に入らないようにして、仕事に必要な道具はまとめて近くに収納し、無駄な動きをなくして集中力を維持します。
快適なテレワークスペースを自宅に作るためのリフォーム
リフォーム会社も少しづつテレワークリフォームの事例を載せるようになってきました。
殆どの事例で、専用のデスク、落ち着いたクローズドな空間、収納スペースが実現されています。
事例によく出ているリフォームをご紹介いたします。
造り付けのカウンターデスク
事例で最も多かったのが長めのカウンターデスク。
少し長いかなと思う位のカウンターをリビングや寝室の一角に取付け、資料置き場や照明器具を置いたりと余裕をもって作業がでいるように工夫されています。
カウンターの足元の空間も収納に活用したり、利用しない時の見た目をすっきりとさせる事例もありました。
壁紙・床のデザイン
各社の事例で多いのが白を基調として壁紙です。
やはり仕事をする空間では、落ち着いた色を選択する方が多いようですね。
ブルーやブラウン、グレーも人気のカラーで、落ち着いた空間で仕事をしたいと皆さん感じているのでしょう。
壁付けの収納棚
これまでの事例でも、そうですが壁面に棚を取り付け、書籍や資料、ファイル類を収納しています。
収納で間仕切りにしている事例やオシャレな棚となっている魅せる収納もあります。
騒音対策に内窓リフォームもオススメしています。
テレワークはオフィスと違って、住宅街となりますし、日中、家の外からの音も聞こえてきます。
閑静な住宅街とはいうものの、外で遊ぶ子どもや工事の音に悩ませられることもあるでしょう。
そんな方には、内窓リフォームもおススメです。
今ある窓の内側に取付ける窓で、外からの騒音を大幅にカット。
既存の窓との間に空気層を生むことで、高い防音効果が発揮されます。
断熱や結露防止にも効果があるおすすめリフォームです。
窓についてはこちらの記事もご確認ください。
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リフォームではありませんが、こちらも重要
個人的に最も、こだわってほしいのが「椅子」です。
在宅勤務で、長時間座ることになる椅子。
在宅勤務で最も辛かったのが、自宅にあったダイニングチェアに座りっぱなしだったことです。
いかにオフィスチェアが長時間の着席を考えられているかよくわかりました。
椅子だけはケチっちゃだめですよ!
テレワークリフォームで在宅勤務を快適にしよう!
Web会議でテレワークスペース自慢ができちゃうような満足感の高いテレワークリフォームの事例がどんどん出てきていますね。
各社、工夫した提案をしてくると思いますが、当サイトでしつこく言ってるように最低3社は見積を取ってくださいね。
皆さんがステキなテレワークリフォームができるように当サイトは応援しています!