コロナショックを受け、私たちの日々の生活も変化を迫らてきました。とにかく、「触れない」ということが重要な要素となっており、非接触となる商品が人気です。
今回は、宅配ボックスに次いで、人気の高いタッチレス水栓について、その中でもさらに高い人気を誇るLIXILナビッシュ、その他のメーカーの商品もご紹介いたします。
-
戸建て用宅配ボックスリフォーム 各メーカーラインナップをご紹介
新しい生活様式で、私たちの生活が変わりつつあります。 3密を避け、なるべく人と対面しないことが推奨されてきました。 そんな中、じわじわと注目を浴びているのが不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックス。 少 ...
続きを見る
あくまで、当サイトの独断による評価なので、購入前にはメーカーショールームで実際に試してからご検討くださいね。
タッチレス水栓とは
まず、タッチレス水栓とは、その名の通り、触らずに水が出せる水栓金具です。
今までの水栓金具であれば、蛇口やレバーに触れて水を出すところ、かざすだけで水が出るようになります。
タッチレス水栓のメリット
清掃性が高い
泡のついた手や、調理中で手が汚れていてもセンサーに手をかざすだけでスムーズに水が出せることで、水栓が油や水垢等で汚れにくくなります。
家族みんなが、使うことがある場合、非接触となりますので、感染症対策にも効果があると言えるでしょう。
家計に優しい節水効果
水の出しっぱなしが減るため、通常の水栓より水量も減ります。意外と馬鹿にできない節水効果があると各社がエコ効果をアピールしています。
停電時の対応
ちなみによく心配されている停電時の対応は、各メーカーともに対応方法が掲載されていますのでご安心ください。その点についても少しメーカーによって差がありますので軽く触れていきます。
王道 LIXIL ナビッシュ
タッチレス水栓の中で最も人気が高いのは、LIXIL ナビッシュ。
ナビッシュの中にもバリエーションがいくつかあり、上位のナビッシュハンズフリーは、吐水口に近づけるだけで水が出ます。
センサーの精度は、さすがLIXILというべきものになっています。
他にもエコセンサー付きのタイプは、お湯と水の切り替えも触れることなくできたり、と現行製品の中では機能が盛りだくさんの上位タイプです。
電気工事不要の乾電池式もありますが、エコセンサー等の木のはついておらず、お湯との切替はレバー操作が必要となります。
ちなみに乾電池式は停電も気になりませんが、それ以外のタイプでもちょっとした操作でレバーによる吐水ができるようになります。
Webサイトにも方法が掲載されていますが、取扱説明書を見て対応しましょう。
機能をそろえたタイプは、お値段もそれなりにしますが、中途半端なタイプを使うと、結局、水量やお湯の切り替えにレバー操作が必要になるため、上位機種か、機能を絞りつくした乾電池式を検討になるのではないでしょうか?
2つ目の選択肢 パナソニック スリムセンサー水栓
こちらもLIXILに負けず劣らずの人気商品。
上部センサーだけでなく、洗い物や手を近づけたときだけ水が出るタイプで節水性能に優れています。
お湯の温度や吐水量はボタン式でコントロールと、LIXILのように完全タッチレスとはいきませんが、水優先ボタンがあり、ムダなお湯使用は防いでくれます。
こちらも停電時に使えますが、シンク下にある手動ハンドルでの吐水になりますので、ナビッシュより若干不便かもしれません。
ナビッシュの下位バリエーションとなら十分、デザインや自動センサーの反応を比べて検討の土台に乗ると思います。
その他のタッチレス水栓
正直、LIXIL、パナソニック以外のタッチレス水栓には大きな特徴が現状は、見当たりません。
強いて分類するなら、グースネックかL字型の2種類で、いずれもセンサーに手をかざして吐水・止水をするシンプルな仕様です。
事前にレバーで水量とお湯の温度を設定しておきます。
KVKというメーカーが両方のタイプを販売しています。
他のメーカーでもセンサー水栓もありますが、KVKの2種類とほとんど変わりがないようです。
KVKはOEMでタカラスタンダードからもベーシックなタイプが販売されているので、価格次第でタカラスタンダードで購入してもよいでしょう。
ちょっと違う路線のフットスイッチ
足元にスイッチを用意し、吐水・止水ができるようんあるフットスイッチという選択肢も可能です。
TOTOのフットスイッチがよく出る商品のようですが、LIXILも販売していました。
既存の水栓を変えることもなく、取付できるようですが、取付自体はリフォーム会社にきちんと現場調査をしてもらった方がよいでしょう。
もしかするとタッチレス水栓より便利かもしれません。
キッチンの水栓は、浄水器のついたタイプも販売されています。
こちらの記事も参考にしてください。
-
キッチン浄水器はどうやって選ぶ?知っておきたいキッチン浄水器の基本
健康意識の高まりとともについに世帯普及率が3割を超えた浄水器。 キッチンをリフォームするついでに取付けたいという方も増えてきました。 キッチンの浄水器はどうやって選べばよいのでしょうか? まずは取付位 ...
続きを見る
キッチン以外にもタッチレス水栓は販売しています!
今回は、キッチンの水栓をメインとしました。
キッチンのタッチレス水栓は調理、食器洗い、お湯を使う機会も多い為、様々な機能がついた商品があります。
洗面やトイレの手洗い水栓にもタッチレス水栓のラインナップは出ていますが、キッチン程多機能ではなく、シンプルにセンサーに反応して吐水するというタイプが殆どです。
お湯の切り替えや、水量のコントロールはレバーに触れて行うタイプになります。
カクダイというメーカーには、けっこういろんな種類があって面白いです。
店舗やホテル等で使われることも多いようです。
もしかしたら玄関にタッチレス水栓をつける時代が…
手洗いと言えば、洗面やキッチン、トイレが当たり前ですが、アフターコロナでは、玄関に手洗いを取り付けるのが当たり前になってくるかもしれません。
LIXILがさっそく「どこでも手洗い」として玄関先を提案しています。
タッチレス水栓ではないようですが、これからニーズは増えていくのかもしれません。
水栓は、メンテナンス・修理が得意なリフォーム会社へ
水栓は自分で取り付けができるものもありますが、ちょっとコツがいりますので、普段からメンテナンスや修理にも対応してくれるリフォーム会社へ頼みましょう。
特に自前で修理部門がある会社なら安心です。
しつこいようですが、リフォーム会社に頼む場合は、必ず相見積を3社以上取りましょう!