さて、今このページを見ている貴方はこのステップにいると思います。
情報収集といっても何を調べたらいいか、まさに今、困っている。
違いますか?
リフォームは規模や部位、内容によって千差万別、ネット上で検索してみても多岐に渡ります。
価格比較や商品の機能や仕様、デザインやカラー、調べだしたら集まってくる情報で埋もれてしまいます。
ここでは、リフォームを考え出したときに行う情報収集を効率的に行うためのポイントについて解説します。
まずはリフォームの目的を明確に
リフォームを考えるにあたって必要な情報はなんでしょうか?
相場の情報や商品の情報を探す前に、しなければならないことがあります。
貴方がそのリフォームで何を成したいかです。
つまり、リフォームの目的をはっきりさせましょう。
最低限、達成しなければならないリフォームに求める結果をはっきりさせましょう。
求める内容がはっきりと決まれば、探す情報もだいたい決まってきます。
イメージが膨らんでくるとアレもコレもとリフォームしたくなります。
単純な部位交換だけのつもりが、営業マンと話しているうちにリビングもキッチンも内装もなんていつの間にか大規模リフォームなんてことになってしまうこともあります。
後で後悔しない為にも、今回のリフォームの目的を明確化することはとても重要なことになります。
リフォーム会社の多くは、営業マンにノルマを課していたり、売上や粗利に対してインセンティブを課しています。
当然、営業マンはアップセル、つまり客単価を向上させるため、グレードの良いもの、プラスαのリフォームをどんどん提案してきます。
もちろん、良い提案は一考すべきですが、全部受け入れていては、資金が持ちません。
その時に重要な判断根拠となるのがリフォームの目的です。
当初の目的が達成されているか、当初の目的を大きく逸脱していないか。
後々、プランを立てるときにとても重要になってきます。
必ずリフォームの目的をはっきりしておきましょう。
お家に住む家族とよく話し合い目的をしっかりと共有しておくことが大事です。
ざっくりと相場を調べて予算を決めよう
次に目的に応じたリフォームの相場をざっくりと確認していきます。
リフォーム会社や紹介サイトにはだいたい金額付の施工事例が掲載されていますのでざっくりとした相場を確認していきましょう。
これいいなと思った施工事例はクリップやメモしておきましょう。
実際にリフォーム会社と接触する際、他社のものでもイメージとして見せることで提案内容の精度向上やムダなやり取りを減らすことができます。
相場を確認していると同じようなリフォームなのにずいぶん価格差があることに気づくはずです。
この差の謎は、理由があります。
リフォームの価格はどうやって決まる?
リフォームの価格は「商品代」+「工事代」で決まります。
トイレリフォームも、トイレ本体の商品代は同じでも和式から洋式なのか、洋式から洋式なのかで価格が変わってきます。
リフォームで一番やっかいなのはこの不透明な価格です。
商品代の最低価格を調べたところで工事にかかる代金は各社本当に様々で、素人にとっては判断が難しいところになります。
リフォーム業が怪しい、いい加減と言われるゆえんでもあります。
同じ会社で同じ商品を取り付けても価格が違うケースが度々発生するからです。
お家の状態によって必要な資材の種類は同じでも長さや量が違ったり、見えない配管の取り換え等が発生していることもあるでしょう。
これについては、正確に見積もったコストに一定の利率を等しく上乗せした結果という平等で良心的な会社だというケースもあるのですが、素人には分からないことをいいことに取れる客から取る会社や不必要な工事を行って高くする会社も残念ながら実在します。
悪徳業者についてはともかく、同じリフォームにも価格差が出ますし、この段階で何が違うのかまでは追う必要はありません。
ここでは、自分が必要なリフォームが●円~●円までかかることを把握して、自分が今回のリフォームでどこまでなら出せるのか、しっかりと確認しておきましょう。
商品に当たりをつける
だいたいの相場、予算が分かったら次は、実際の商品について調べましょう。
この情報収集が一番楽しい時間かもしれません。
この商品!と決める必要はありません。
というのもリフォーム商品の種類はトイレ1つとってもメーカーが何社かあり、だいたいどこもラインナップは松竹梅となっています。
ただ、各社差別化のために中級品のラインナップがやたら厚かったり、メーカーごとの特徴があったりとこんなのすべて把握していたらきりがありません。
そういったのは後で営業マンが調べてくれたり、メーカーのショールームで教えてくれますのでここで確認しておくのはリフォームの目的を達成するにはどんな機能が必要かを確認します。
メーカーのWebサイトで最新の機能や内装なら好みのデザインを探します。
また、大まかな種類も把握しておきましょう。
例えば、キッチンならI型、L型など設置レイアウト、外壁塗装なら塗料によるグレード、トイレなら形といった部位ごとのタイプ、種類があります。
それぞれ一長一短ありますので、ここでリフォームの目的が重要な決定根拠になってきます。
また、どのタイプが自分の目的にあうのか、ここはしっかりと自分で情報収集しておきたいところです。
もちろん、リフォーム会社の営業マンに確認してもよいのですが、それは答え合わせとしてです。
信頼できる営業マンじゃなければ、会社が売りたい粗利の高い商品を進めてくることもありますからね。
終わりに
いかがでしょうか?
まず、リフォームを始める前に必要な情報収集のステップについて解説しました。
これだけでもけっこうな手間がかかります。
できるだけ、当サイトで完結できるように随時、情報をまとめておりますのでぜひご確認くださいね。
商品の種類やタイプ、リフォーム別の基礎知識も随時まとめておりますのでご確認ください。