『外壁塗装=美観+保護』
戸建住宅にお住まいの方には避けて通れない外壁塗装リフォーム。
外壁塗装リフォームははお住まいをきれいに見せることはもちろん、風雨や気温の変化、紫外線から建物の構造部分を保護するために行います。
新築時からずっとお住まいを守り続けてきた塗料の被膜も、永遠ではありません。
風雨にさらされ、徐々に劣化していきます。
外壁のメンテナンス、つまり塗り替えは10年~20年のスパンで必ず必要になります。
外壁塗装は決して安くはないリフォームの1つです。
そんな外壁塗装リフォームでのよくある失敗例をご紹介致します。
外壁塗装で失敗 その1 業者選びで失敗する
どのリフォームでも重要ですが。外壁塗装で最も失敗してはいけないのが塗装工事をする業者さん選びです。
我々の大切な財産であるお家をメンテナンスしてくれる業者さん選びは非常に重要です。
ここで失敗すると取り返しがつきません。
業者選びのよくある失敗パターン
- 価格だけで業者を選ぶ
- 相見積もりを取らない
- 知り合いの業者におまかせする
上記のパターンで業者を決めてしまうと失敗してしまいますのでご注意を。
お知り合いの業者に任せる場合、その関係性にもよりますが、実際に仕事を見たことがなかったりする場合は要注意です。
常日頃、メンテナンスやリフォームをお願いしている場合はその限りではありません。
外壁塗装で失敗しない業者をどうやって選ぶ?
では、どうやって外壁塗装の業者を選んでいくか?
まずは、失敗パターンの逆を考えていきます。
- 価格以外の部分も判断基準にする
- 相見積もりを必ず取る
- 知り合いだからと任せきりにしない。
価格以外の選び方って?
まず、リフォーム業について知っておいてほしいのは500万以下の請負工事(契約金額)なら「誰でも」工事を請け負うことができます。
500万円以上は特定の資格と都道府県知事の届けが必要なのです。
お住まいのサイズや塗料のグレードにもよりますが、外壁塗装で500万を超えるケースは稀ですので、外壁塗装リフォームは極論、「誰でも」できます。
その為、新しい会社や訪問販売業者が今でも絶えません。
価格を前面にアピールしてくる安価な業者さんの場合には念のため、建築業許可を持っているのか確認しておいた方がよいでしょう。
但し、個人で経営されている「●●塗装」等は許可がない場合も多いようです。
その時は、親子二代で経営していたり、塗装屋さんから独立した場合もありますので、今までの経験を踏まえて判断するのがよいでしょう。
正直、個人経営の腕のいい塗装屋さんは価格面での優位より、工期やメンテナンスのフレキシブルさに優位性があるので、押しの強い営業や価格面アピールはしてこないと思います。
逆に訪問販売営業の会社はけっこう押しの強い営業もいますので、そちらはきちんと建築営業許可を確認しておきましょう。
建築業許可は「(般-28)99999号」といった番号がありますので、名刺やパンフに記載があるか、なければ直接聞きましょう。
それ以外の判断基準は?
もちろん建築業許可以外にも判断基準があります。
- ホームページがあるか?
- 施工事例が豊富か?
- 近くで現場を何件やっているか?
- 現場を見に行くことができるか?見せてくれるか?
上記のようなことを質問してみましょう。
今の時代、ホームページは必須です。
リフォーム会社のホームページには会社選びになるヒントがたくさん掲載されています。
また、ホームページへ掲載されている施工事例だけでなく、こちらの希望に合うような事例が出てくる業者さんは経験豊富と言えるでしょう。
また、外壁塗装リフォームも業者さんの拠点が地元にあると、メンテナンスやクレームの対応が早いと判断できます。
また近所の現場を見に行けば工事中の様子や職人さんたちのマナーや態度、仕事への姿勢を判断ができます。