リフォームをするとき、避けては通れない営業マンとの交渉や打ち合わせ。
満足いくリフォームをするには、リフォーム会社の営業マンの善し悪しが大きなウエイトを占めています。
本日は、よりよいリフォーム会社を選ぶためによい営業マン、悪い営業マンの見分け方についてご説明します。
営業マンの服装で得意なリフォームが判断できる?
皆さんご存知でしょうか?
リフォーム会社の営業マンは必ずしもスーツにネクタイではありません。
リフォーム会社によっては作業着の営業マンも当たり前のように存在します。
この、リフォーム会社の営業マンの服装は会社の分類によって傾向があるのです。
リフォーム会社の分類と営業マンの服装
まずはリフォーム会社にはどんな分類があるかを確認してみましょう。
- 大手リフォーム会社:住友林業・積水・トヨタホームetc
- リフォーム専業店:ニッカホーム・マニカホーム・ナカヤマ
- 地場工務店:〇〇工務店 等
- ガス・電気屋系:東京ガス・東邦ガス・エディオン・ヤマダ電機
大手リフォーム会社は、いわゆるハウスメーカーを母体としたリフォーム会社で、リフォーム専業店は、新築を取り扱わずリフォーム専門の会社となります。
大手系と専業は、複数のエリアで店舗展開しているところが多く、比較的スーツの営業マンが多く、地場工務店、ガス・電気屋系は、作業着の上着を着ている傾向があります。
大手リフォーム会社、リフォーム専業店 | 上下スーツにネクタイが比較的多い |
地場工務店、ガス・電気屋 | 作業着または、上着のみ作業着 |
リフォーム金額と営業マンの服装の関係
リフォーム金額による分類でも営業マンの服装には傾向が感じられます。
- リペア系:~50万
- リフレッシュ系:51万~300万
- リモデル系:301万~
各会社が得意にしている金額で営業マンの服装が変わります。
例えば、①②リペア・リフレッシュ系が得意なガス・電気屋系は上着が作業着でスニーカー訪問したりします。
それ以上の金額が大きくなってくるとスーツ姿の営業マンが増えていくようです。
価格が上がるほど、フォーマルな服装になっていくのは、リフォーム業界に限ったことではありません。
しかし、服装や身なりだけで営業マンの善し悪しを判断するのはもちろんNGです。
リフォームするときは、必ず複数のリフォーム会社に相見積をすると思いますが、服装はあくまでも傾向で200万円程の工事でも作業着で来るリフォーム専業店もあります。
そして、その作業着で来た営業マンが、そのリフォーム会社が悪いと断定することは普段、リフォーム業界に接している人間にしか、なかなか判断は難しいでしょう。
では、どうやってよい営業マンと悪い営業を見抜くのか?
やはり、営業マンの行動を観察し、信頼に値するかを判断するしかありません。
よいリフォーム営業マンを見抜くポイント
では、実際によい営業マンを見抜くポイントについてご説明します。
実は、よい営業マンを見抜くことは、よいリフォーム会社を選ぶ事にもつながります。
何故なら、リフォーム会社が営業マンにどんな教育をしているかを見抜くことができるからです。
では、実際に判断ポイントを見ていきましょう。
リフォーム営業マンのマナー・態度で判断する
やはり、人間は第一印象で決めてしまうものです。
そしてそれは、マナーであったり営業マンの態度であったりします。
つまり、営業マンが最初に自宅に訪問した時の行動が判断ポイントの1つとなります。
判断ポイント!
入室時に玄関で自分の靴を揃えたか?
さらに、お客様の靴を揃えたか?
よいリフォーム会社では、様々な教育を営業マンに施しています。
細かいところですが、実際に営業研修でこのようなことも教育をされています。
もちろん、リフォーム会社として教育がされているわけではなく、リフォーム営業マン個人の気づきによって起きる行動かもしれませんが、この行動が起こるのであればよい営業マンと言えるでしょう。
最近は少ないかもしれませんが、例えば畳の部屋でヘリを踏んで歩かないか?敷居を踏まないか?なども判断ポイントにしてもよいでしょう。
それでは、わざと靴を揃えず、置いてみましょう(笑)
もちろん、そこだけで全てを判断することはできませんが、意外とよい営業マンは実行しているものですよ。
リフォーム営業マンが自社について自信を持っているか?
リフォームは営業マンだけでは完成しません。
職人さんが工事をして完成をするものです。
自社の職人さんや協力会社の職人さん、それ以外でもリフォーム営業マンが自社に関わる人たちに対して自信をもっていれば、それは「よいリフォーム工事」をしていて他のお客様ともいい関係が築けているはずです。
リフォーム営業マンが自分の会社を紹介する中で職人さんや工事品質に自信を持って説明しているかは、重要な判断ポイントになります。
よいリフォーム営業マンは、自分個人のアピールだけでなく、自分の会社が信頼できる会社であることを必ずアピールしてきます。
お客様は、逆に会社の紹介を聞くことを面倒がる人も多いですが、よいリフォーム営業マンを見抜くためにも会社の紹介は必ず聞くようにしましょう。
判断ポイント!
自分の所属するリフォーム会社に自信をもった営業マンか?
リフォーム営業マンの会社案内は必ず聞いておこう!
リフォーム営業マンのレスポンスの速さ
よい営業マンは総じてレスポンス、つまり、対応が早いです。
これはリフォーム業界に限ったことではありませんが、リフォーム営業マンにも当然あてはまることです。
「対応が早い」とは、お客様の質問に対しての回答スピードに加えて、次の予定や回答予定を示してくれるかという意味も含まれます。
理想は、見積やプラン提出時の不明点など、持ち帰り対応の内容に対して3日以内に対応です。
対応できない場合もその理由や状況を示してくれる営業マンが望ましいでしょう。
例えば、その場では回答できず、メーカーや職人に問合せが必要な質問に対しても、回答の可否に関わらず、状況をここまでに報告をします、と約束してくれるかどうかです。
また、現地調査をして次回のアポイントを取らずに帰ってしまう営業マンは「悪い営業マン」と言えます。
次回のスケジュールが約束できない営業マンは貴方の工事を軽視している現れです。
他に優先している工事があるのかもしれません。
判断ポイント!
質問の回答が遅くないか?
回答に時間がかかる場合、誠実に状況を報告してくれるか?
回答期限や次回来訪の予定を決めてくれるか?
よい営業マンを見抜くことは、よいリフォーム会社を選ぶことにつながる
ここまでお読みいただきありがとうございます。
リフォーム営業マンを見抜くことは、よいリフォーム会社を見抜くことにもつながることが、ご理解頂けましたでしょうか?
夏頃から秋にかけては新入社員が独り立ちするタイミングもあり、孫や子供と同じ年くらいと感情移入もしそうですが、お客様のお宅は「財産」です。
工事が始まってから「こんなはずじゃなかった」とならないように、しっかりと対応を見合わけましょう。
ご自身の財産を取り扱うのにふさわしいヒト・会社選びをして後悔のないリフォームをしましょう。
p;