リフォームをする方で水まわりや設備のリフォームは劣化や不具合をきっかけとする人は多いと思いますが、そんな後ろ向きな理由ではなく、本当はお部屋のイメージをガラッと変えたり、気に入ったデザインの空間に囲まれる内装リフォームをしたいなと本当は考えている人が実は多いのではないでしょうか?
しかし、具体的にどのような内装リフォームにするのか悩んでいたり、実際にどんな内装リフォームがあるか分からないという方のために内装リフォームの種類についてお話ししたいと思いますので読んでみてくださいね。
まずは、和モダンの内装についてお話しします。
〇和モダン
和モダンの内装リフォームでは、格子のような縦や横の線が入っている素材を使ったりして和の雰囲気を作っていきます。
床は、むくを使い、壁には和紙クロスを使ったりします。
床の色を何色にするかによって印象がガラッと変わります。
そのため、内装をシックに見せたいのであれば、ウォールナットがおすすめですし、内装を明るく見せたいのであれば、ナラ、オーク、タモ材などを使うと良いと思います。
高さの低い和風の家具を置くことでより和モダンな雰囲気が出やすくなります。
昔懐かしい雰囲気の中におしゃれ要素も含まれているので老若男女に好印象を与えやすいかと思います。
和モダンの内装リフォームをする上で大事なポイントは、格子や竹のクロスを使い和モダンな雰囲気を出したり、壁に和紙クロス使ったり、畳の縁をなくす事なので覚えておきましょう。
次に北欧の内装についてお話しします。
〇北欧
内装リフォームの中で人気が比較的高いのが北欧の内装リフォームです。
床の素材にメープルやバーチなどを使うことで部屋全体を明るく見せたりします。
ペンダントタイプの照明を使う事で北欧の雰囲気をより出す事ができます。
家具を白などシンプルな色にする事で可愛らしい感じとなります。
リフォームと一緒にクッションなどのインテリアを葉っぱのデザインにしたり、魚のデザインにしたりする事で北欧の雰囲気がアップするのでおすすめです。
シンプルで可愛いという印象にしたいのであれば北欧の内装リフォームが良いのではないでしょうか。
北欧な内装リフォームをする上で大事なポイントは、アッシュやメープルなどの床材を使ったり、ペンダントタイプの照明を使ったり、葉っぱなどのデザインのクッションを使う事なので覚えておきましょう。
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次にインダストリアルの内装についてお話しします。
〇インダストリアル
ニューヨークのオフィスのような雰囲気のある内装がインダストリアルの内装です。
床材を少し加工し使いこんだ感じにしたり、厚みのある家具を使う事でインダストリアルな内装に近づきます。
あえてステンレスなキッチンにしたり、黒のスチールフレームの家具を使ったり、照明をカバーなどをせず、裸電球を使うとさらに雰囲気がでます。
配管もあえて隠さず、シーリングファンをつけるとより一層インダストリアルの内装となります。
インダストリアルな内装をする上で大事なポイントは、あえて使い古した床のように床材を加工したり、ステンレスキッチンにしたり、黒のスチールフレームを使ったりする事なので覚えておきましょう。
もっとインダストリアルの内装について知りたいという方は、アメリカの映画に出てくる少し古めのオフィスの画像を見たりすると参考になるかもしれません。
和モダンの内装よりも少し費用がかかりそうだなと感じるかもしれませんが、基本的に一度内装リフォームをしてしまうと長く使う事ができるので総合的に考えると安く済むかもしれません。
インダストリアルの内装にする事で、家に遊びに来た方がまるで日本の家じゃないみたいと感じて喜ばれるかもしれません。
アメリカの映画好きの方には、たまらない内装かと思います。
次にミッドセンチュリーの内装についてお話しします。
〇ミッドセンチュリー
ミッドセンチュリーの内装とは、50年代や60年代のテイストを今風にアレンジしたものです。
ミッドセンチュリーの内装にするためには、50年代、60年代に流行した家具や照明を使うと良いです。
50年代の家具や照明ってどんなもの?と思う方もいるかもしれませんが、50年代はアメリカのプロダクト系で、60年代は、曲線が特徴的でポップな感じの家具や照明です。
家具や照明など良いのが見つからないという方は、木を生かした古民家のような家に50年代や60年代の家具を置くだけでもミッドセンチュリーの内装にする事ができます。
今風の内装も良いけど昔の雰囲気の内装もしたいという方にはおすすめの内装です。
どこか懐かしいけど古臭くなくてオシャレな内装と感じる方が多いと思います。
最後は、シャビーシックな内装についてお話しします。
〇シャビーシック
シャビーシックな内装とは、新品同様な状態というよりは、あえて木材にペンキを剥げた感じで塗ってみたりする内装の事です。
家具は、アンティークな物を使い、配色は、ウッド調の色、白色、グレー色がメインで単色ではなく少し暗めです。
床材は、あえてホワイトオークの床にし、くすんでいる白の床を再現すると良いです。
タイルなどを使いさらに凝った内装にする事も可能ですが、綺麗にしっかりと単色の白を塗るという感じではなく、少し白い色が剥げているくらいが丁度よくオシャレです。
そのため、プロに塗装を依頼せず、自分で好きに届く範囲の塗装はしてみる事で逆に味が出て良い内装になるかもしれません。
壁を白にして、その上から自分の好きな色でデザインを書く人もいるようなので好きなようにできて楽しいのではないでしょうか。
ちなみにドアなどは、カントリー系の素材にするとより雰囲気が出て良い感じになります。
白ばかりでつまらないという方は、アクセントに水色をいれたりするようです。
照明もアンティーク系の物を使うのがおすすめです。
シャビーシックな内装にする上で大事なポイントは、たくさん使い込んでる感じの塗装の家具を使ったり、単色の白ではなく少し薄汚れた感じの壁にしたり、カントリー系のドアにしたりする事なので覚えておきましょう。
可愛い内装でも大人っぽい感じなので、この内装にしたいと思う女性の方は多いかと思います。
少し薄汚れた白を使い、使い込まれた感じの塗装にする事でオシャレな印象を持ってもらえるのでおすすめです
〇まとめ
今回は、様々なリフォームの内装の種類について詳しくお話ししました。
内装を変える上で大事なポイントを守る事で自分が求めている内装にしっかりと変える事ができます。
床材や核を変えるだけでかなり雰囲気を変える事ができますし、内装にあった家具をしっかりと用意する事ができればさらに理想の内装に近づける事ができます。
もし、自分が探している家具がないという時は、DIYで自分で作ってしまうのもアリです。
先ほども少しお話ししましたが、内装を凝ったも物にしたいけど費用がという方も多いと思います。
しかし、一度内装を変えると定期的な補修をするだけで長く使えるので、結果的に安く済みます。
派手すぎず、オシャレな感じなら和モダンがおすすめですし、個性的な内装にしたいなら、シャビーシックやインダストリアルな内装にするのがおすすめです。
若い年齢の時の内装の好みとある程度年齢がいった時の内装の好みは少し変わるかと思いますので、年齢関係なく好みそうな内装にするか、その都度内装リフォームをするのか良く考えてから決めると良いです。
今回紹介した内装は、ほんの一部でこの他にも様々な内装がありますので、デザイン重視のリノベーションが得意なリフォーム会社を探して相談してみましょう。